【転職成功談】退所から4年、育児明けから大手法律事務所の時短勤務に復帰
成功者プロフィール
- 転職活動時:30代後半
- 前職:個人法律事務所(弁護士事務所)でフルタイム勤務(民事系)
- 現職:大手法律事務所(弁護士事務所)で時短勤務(民事系)
転職を考えたきっかけ
弁護士3名の民事系法律事務所(弁護士事務所)で6年間幅広い経験を積まれた後、
出産を機に事務所を退所されました。
その後、4年間は育児に専念をされていましたが、
このまま実務から離れて知識や経験が当時のままのでいると弁護士としての復帰が難しくなると考えて、
弁護士ドットコムキャリアにご登録いただきました。
活動中に苦戦したこと・工夫したこと
ご本人の状況を整理すると、1日6時間以内の時短勤務で且つ、
月に最低2日間程度の平日休みが必要な状況でした。
かつて在籍した法律事務所では、一つの案件に対して、一人の弁護士が単独で仕事を完結させていたため、
その条件での勤務が難しいことを理解し、採用してくれる事務所があるのかという不安をお持ちでした。
時短勤務と休暇が取りやすい環境での就業を叶えるため、
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業務と案件がシステム管理されており、組織内の情報共有が円滑にできていること
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パラリーガルとの分業など、短い就業時間を弁護士業務に集中できる環境が整っていること
この2点が揃っている事務所に焦点を絞り、大手法律事務所をご紹介し、選考がスタートいたしました。
職場環境については、面接や事務所内の見学を通じて確認し、
自宅でのリモートワークが導入されていることにも安心されておりましたが、
時短勤務については、ご本人が経験したことがないため満足のいく働き方ができるかどうか
不安を抱えている様子でした。
そこで面接とは別に、実際に時短勤務と育児を経験された女性弁護士との面談をオンラインで設け、
経験談など色々なことをお話いただきました。
その結果、不安が和らぎ、入所を決意されました。
保育園の申請や手続きなどで入所日の調整が何回か必要になりましたが、
その際にはエージェントである我々弁護士ドットコムキャリアを上手く活用いただき、
無事に入所日を迎えることができました。
活動後の感想
入所後に状況を伺ったところ、入所前の不安が嘘の様に新天地でイキイキとご活躍されておりました。
ご自身の勤務条件を予め整理しておいたことにより、
時短勤務や育児休暇が制度化されている環境で働くことができたため、
今後もキャリアを中断せずに弁護士としてのスキルを高められるとの事で、大変満足されています。