ベンチャー企業で働くうえでのポイント・転職メリット&デメリット

インハウスへの転職には大手企業へ転職する他にベンチャー企業に転職する選択肢があり、
またベンチャー企業と言っても様々な成長段階に分けられます。

大手にあってベンチャーにないもの、ベンチャーにあって大手にないものなどを交えながら、
ベンチャー企業への転職で見るべきポイントを見ていきます。


●まず、どのステージのベンチャー企業なのか


シードステージ

サービスを始める前のステージを指します。

ビジネスプランや製品があるなら、いずれも構想・プロトタイプ段階となります。

利益は無く、プロトタイプの製造に資金が必要な場合は
自己資金やエンジェル投資家からの調達を行うことが増えています。
(最近はクラウドファンディングで調達するケースも出てきているようです。)

ここでジョインした場合は、創業メンバーとして会社をイチから作っていくことになります。

アーリーステージ

事業を立ち上げ、サービスもしくは製品をリリースしてから数年間のステージを指します。

利益は無く、拡大するために資金が必要になってきます。

エンジェル投資家からの調達や、
ベンチャーキャピタルからエクイティ投資が行われるケースもあります。(シリーズA)
このステージで資金不足になる事業が多いため、生き残りをかけたステージになります。

ここでジョインした場合は、
一般の企業に備わっている機能
(経営企画・営業・マーケティング・システム・開発・経理・人事・法務など)の全てを対応していく必要があるため、
自分の強み以外(経験ないことばかり)に取り組むことも多いです。

ミドルステージ

ユーザーが増え始めるなど、事業が軌道に乗ってきたステージを指します。

企業やサービスが認知され始め、赤字脱却できることもあります。

成長するためには人員・設備投資が不可欠で、そのための資金調達が必要となります。
ベンチャーキャピタルから資金提供を受けるシリーズBや金融機関からの借入を利用する場合もあります。

ここでジョインした場合は、拡大フェーズにありながら、
組織としてのまとまりも必要となる段階であることが考えられるため、
リード役(マネージャーやリーダー)のポジションを目指せるチャンスでもあります。

レイターステージ

このステージになると、別事業の立ち上げやIPO(株式公開)などが視野に入ってきます。

ここで事業をエグジット(売却)するケースもありますが、
IPOを視野に入れる場合はベンチャーキャピタルからの更なる資金提供
(シリーズC、D、E・・・といった具合に)を受けます。

また収益も黒字化している段階なので、融資も受けることができます。

ここでジョインした場合は、今までのステージとは異なり
その時の会社の方向性(IPOや別事業立ち上げなど)によって
期待される役割が大きく変わることが予想されます。

以上、ベンチャー企業の成長ステージについての説明になります。

もしも、あなたがベンチャー企業を紹介された・誘われたら??

ベンチャー企業への転職メリット・デメリットを考えてみます

 


●ベンチャー企業への転職メリット


イノベーションを生み出せる、体感できる、達成感がある

世の中にない新しい価値を生み出す事業であれば、
最先端の技術や知見に触れることができ自己成長に繋がります。
また価値提供ができた際には、達成感や社会貢献を実感することができます。

キャリアアップに繋がる、成長できる

例えば上場を見据えた企業での就業は、
IPO準備など他で経験できないことが経験できるチャンスです。
また一つの業務だけではなく幅広く深く様々な業務に携わり、
自分ができることが増えていく実感も得られるのではないかと思います。

ストックオプション制度がある(企業による)

ストックオプションを設けている企業も多く、上場前の株式を購入することができます。
企業が上場し、市場から会社が評価され株価が上昇した暁には、
まとまった資金を手に入れられる可能性があります。

経営層と近い、また部門間の壁が低い

社長や役員と身近で働く機会が多く、商談などの場合は同行するケースもあります。
ベンチャー企業では経営層とのコミュニケーションが発生するため、
現場以外の目線も持ち合わせながら働く機会が得られます。

自立、自走でき終身雇用への依存から脱却できる

現在ある安定より、自分自身のできることを増やし実力を身につけることにより、
将来的に実績や経験が市場から高く評価される可能性があります。
それにより、企業から選んでもらう立場ではなく、
自分で働く場所を選択できる立場になれるのではないでしょうか。


●ベンチャー企業への転職デメリット


組織体制が整っていない

部門や部署また制度も構築段階にあるため、今までは誰かが対応してくれたことを、
自身で対応しなければならないことが多く発生することが考えられます。

戦略が頻繁に変わる

今日の戦略が将来の行末を決めることも多く、戦略を柔軟に変更することが多発します。
そのため、やりたかったことが急にできなくなるなど、
何が起きるかわからないということもザラにあります。

分業されておらず業務が膨大

組織体制が整備されていない企業では、一つのプロジェクトなど横断的に進めるケースも多く、
分業されていないためカバーしなければならない業務が幅広くなります。
またそれに紐づくタスクにも対応していくため、自身のキャリアアップやスキルアップにはつながりますが、
ワークライフのバランスが偏ることが予想されます。

年収面でのギャップ

大手からの転職や、そのベンチャー企業のステージによっては
前職と同水準の給与には届かないケースも多く発生します。
現年収だけで見ると、どうしてもギャップが生まれてしまいがちですが、
金額面だけでなく、身につけられるスキルや経験などにもフォーカスすると見方が変わるかもしれません。

以上、ベンチャー企業への転職メリット・デメリットになります。


成長ステージにより期待される役割が変わるため、
上記の事柄が全てのベンチャー企業に全てが当てはまるわけではありません。

得るものあれば、短期的には優先順位を下げざるを得ないこともありますが、
法律面から経営者と近い立場で、舵を切っていく経験は
ベンチャー企業ならではの醍醐味かと思います。

上記のメリット・デメリット、あなたはどのポイントに心が響きましたか?

比べてみて、メリットの方が多いと感じたり、デメリットにあることも乗り越えられるかも!
そう思った方はベンチャーのインハウスも視野に入れながら活動してみてはいかがでしょうか?


いかがでしたか。

今回はベンチャー企業で働くうえでのポイント・転職メリット&デメリットを解説いたしました。

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