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35%が転職時に独立を検討 弁護士の転職に関するアンケート vol.3

弁護士ドットコムでは、全国の弁護士を対象に、転職経験の有無や転職した理由、しなかった理由などを尋ねるアンケートを実施し、409人から回答を得た。調査結果を4回に分けて紹介する(調査実施:2021年3月)。

3回目は転職経験がある弁護士に対し、転職活動の際に独立を検討したかどうかや、独立を選ばなかった理由について聞いた結果を紹介する(複数回の転職経験がある場合、独立の検討有無などについては、在籍が一番短かったケースについて聞いた)。

転職活動時に独立検討は35%

転職活動をした際に独立を検討した人の割合は35.1%だった。

独立しなかった主な理由として、経営への不安や資金、経験の不足などが多くみられた。

自由記述で得られた「独立しなかった理由」

経済的理由

  • 開業資金を十分に準備できていなかった。
  • 顧問先が少なかったため、固定費を支払っていく自信がなかった。
  • 集客の見込みを立てることができなかった。

経験不足

  • 登録1年以内の転職だったため、独立できる自信がなかった。
  • 様々な経験を積むには事務所に所属した方がよいと思った。
  • 経験が乏しく、営業力や実力の無さを自覚していた。

その他

  • 体調が悪化していたため、独立する余裕がなかった。
  • 企業法務をやっていたので独立に向かないと思った。
  • インハウスを希望しており、そもそも独立に興味がなかった。

最終回『【調査】所属事務所への要望、「給料・待遇」がトップ 転職に関するアンケート結果 vol.4』を読む

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