弁護士が理想の転職を実現するための転職活動の進め方
転職したいと思っても、初めての転職だと、転職活動の進め方が分からないということがあるかと思います。
そのような場合に闇雲に転職活動をおこなっても理想の転職を実現することは難しいでしょう。
無計画に転職活動を進めて次のような状態に陥ってしまう方がいます。
- 自分の進むべき道がわからず、手当たり次第に受けては落ちる
- 事務所ごとの違いが見えず、どこが自分に合った事務所か判断できない
- 転職活動にあまり時間が割けず、気がつけば月日だけが過ぎていた
- 自分の魅力を引き出す応募書類が作成できない
- 面接で自分の魅力がうまく伝えられない
- 分野ごとの最新の動向等の情報収集ができていない
- 条件交渉がうまくいかず年収がダウンしてしまった
このようなことにならないように、多数の弁護士の転職活動をサポートしてきた弁護士専門のキャリア・コンサルタントが、弁護士が理想の転職を実現するための転職活動の進め方を説明します。
目次
転職の目的を明確にする
理想の転職を実現するためには、転職によって実現させたいことは何なのか、転職の目的を明確にしなければなりません。実現したい理想的な状態と現在の状態とのギャップを洗い出し、そのギャップを転職によって埋めることは転職の目的になるでしょう。
また、転職するだけでは理想とのギャップを埋めることができず、キャリアアップやスキルアップが必要なケースもあります。そのような場合は、必要とするキャリアやスキルを獲得することができる環境に自分を置かなければなりません。
現在の環境に不足がある場合は、キャリアアップ・スキルアップが図れる環境に転職することを検討すべきでしょう。
転職活動の全体像を把握して流れをつかむ
転職の目的が明確になったら、次に、転職活動の全体像を把握して、転職活動の流れを掴みます。
転職活動は次のような手順が必要になります。
- 転職時期を決めてスケジュールを立てる
- 情報収集、応募先を選定する
- 応募書類を作成して応募する
- 面接を受ける
- 内定、条件交渉、退職手続き、入社の準備をする
以下、各ステップの概要を説明します。
ステップごとに分かりやすく具体的な詳細記事を用意してあるので、そちらも是非参照してください。
(1)転職時期とスケジュールの決定
転職時期を決めるためには、まず、弁護士が一般的に転職に要する期間を、それぞれのステップごとに把握します。そして、転職期間やスケジュールを左右する要素を理解して、自分に最適な転職時期とスケジュールを立てます。
忙しい方は特に、初めにスケジュールを決定しておかないと、転職活動は進まないまま気づけば年月が過ぎてしまうということになりかねません。
詳しくは、以下の「弁護士の転職時期の決め方とスムーズに転職するためのスケジュールの立て方」の記事をご参照ください。
(2)情報収集、応募先の選定
自分の目指すキャリアプランを実現できる応募先があるのか情報を収集します。
インターネット上でもある程度は情報を検索することできるかもしれませんが、求人票を眺めているだけでは、事務所のリアルな雰囲気は分かりません。
その場合は、どのように情報を収集すべきでしょうか。転職エージェントに相談してみることで自分の知らなかった情報を得られるかもしれません。
また、同じ求人票でも、見るべきポイントを押さえると、これまで見えなかったものが見えてきます。
詳しくは以下の「弁護士の転職先の選び方|各転職先の特徴とキャリアパス」の記事をご参照ください。
(3)応募書類を作成して応募する
応募書類は書類選考の判断材料とされるだけでなく、面接後の合否を決定する際にも用いられます。内定後に年収等のオファー条件を出す際にも参考にされる非常に重要な書類なのです。
自分の魅力を余すことなく伝えられる書類を作成するためのポイントについて、詳しくは、以下の「弁護士が転職時に容易に書類審査を通過するための魅力的な書類の書き方」の記事をご参照ください。
(4)面接の事前準備
法廷で主張を論理的に展開することと、面接で自分の魅力を伝えることはその能力が異なります。人前で話すことに長けた弁護士でも、面接で自分のことを話すことが苦手な人や、自分では得意と思っていたが面接がうまくいかないという人も多くいます。
面接で自分の魅力を伝えるためには、まず、前提として、自分のスキル、キャリアの棚卸しを行い、内面的な特性を把握することが重要です。
その上で、採用を検討している法律事務所や企業が転職希望者に求めるスキル、キャリア価値、人物像を理解し、どのポイントをどういう表現で伝えれば自分の魅力が伝わるか考えます。
面接で想定される質問を押さえて、あらかじめ考えておくことも、その場で慌てないために重要です。
詳しくは、以下の「弁護士が転職の面接で失敗しないための想定問答集と好印象を与えるコツ」の記事をご参照ください。
(5)面接
転職活動のメインとなるのがやはり面接です。
面接で好印象を残すことができれば書類上のインパクトが弱かったとしても挽回が可能です。
一方で、書類上でかなり期待をしてもらっていたとしても、面接のマナーで失敗してしまうと内定をもらうことは難しくなります。
具体的にどのような点に気をつけたらいいのでしょうか。
詳しくは、以下の「不採用とならないためにおさえておきたい5つの面接マナー」の記事をご参照ください。
(6)内定、条件交渉、退職手続き、入所準備
転職活動は内定が出たら終わりではありません。大体は年収を提示され、希望と異なるのであれば交渉が必要になります。そのため、条件交渉に失敗して年収がダウンすることもあります。
それから、多くの方は法律事務所や企業に勤めていると思いますので、退職に向けて現在の勤務先での業務の引き継ぎや退職日の調整なども必要になります。
条件交渉のポイント、それから、スムーズに退職するためのポイントや、入所前に準備しておくことをあらかじめイメージしておくとよいでしょう。
詳しくは、以下の「内定をもらってから退職・入社までをスムーズに進める方法」の記事をご参照ください。
まとめ
以上、弁護士が理想の転職先を実現するための転職活動の進め方について説明しました。
フローをおさらいすると、以下のようになります。
- 転職時期とスケジュールの決定
- 情報収集、応募先の選定
- 応募書類を作成して応募する
- 面接の事前準備
- 面接
- 内定、条件交渉、退職手続き、入所準備
転職の目的を明確にした上で、転職活動の全体像を把握して流れを掴むことが重要です。
各ステップの詳細記事も是非ご参照ください。
理想の転職を実現するための参考にしていただけば幸いです。
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